深夜12時。繁華街の喧騒から離れた或る路地裏。ワインボトルを傍に置いて、階段に女がひとり座り込んでる。親切な男を装って彼女に話しかけてみると、どろんとした瞳でこちらを見返してきた。おそらく20代のまだ...