バスを待つ間、時刻表と時計を交互に眺めながら母は何を思うのか…。残されたわずかな時間は禁断の一線を超えさせるには十分であった。母は全身全霊を尽くし息子を自分に繋ぎ止めようとする。息子は愛情なのか性欲な...