小説家志望だった夫は、会社員をしながら作品を書き三年前に小さな出版社の新人賞を取りデビューした。それだけで食えるはずもなく、妻・弥生はパートタイムの仕事を始める。決して裕福ではないが、夫の夢を支える事...